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気に入らないと思いますよ

今日は『聖・おにいさん』の1~3巻をまとめて買っていく人が結構いた。1巻買うってことはまだ読んでないんだよな、読んでないのにまとめ買いするのか?と不思議だったが、1巻だけ見本出してるので、立ち読みして面白さにはまった人が一挙に買っていったのか、と気付いた。見本効果あり。買っていくのは女性客が多かった。うちの店員は「面白い!」と絶賛する人と「たいしたことない」と否定する人が半々くらいいて、否定派の人からなぜか「悪徳さんは多分気に入らないと思いますよ」と忠告されてしまったので、私はまだ未読(そんなアドバイスしてくれなくていいのに…)。でも読まず嫌いはいけないので、そのうち読もうとは思ってます。
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by akuto9 | 2009-03-28 23:20 | ふらふら業務日誌

『ポトスライムの舟』津村記久子/講談社

先の芥川賞受賞作ですが、正直かなり期待はずれでした。『文藝春秋』誌での「受賞のことば」があまりに凡庸だったので、もしかして作品もつまらないのかも…と危惧していたがその通りでした。現代日本社会のある一面を切り取ってはいるのだろうけれど、それ以上でも以下でもない。特に面白いところもなく、反対に文句をつけたくなるような強烈な個性もない。毒にも薬にもならず、優等生が面白みのない模範解答を持ってきました、みたいな感じ。選評で村上龍氏が「コントロールできることだけを書いている」というようなことを書いていたけど、同感。既存の枠からはみ出していく部分を読むのが小説の面白さだと個人的に思っているんだけど、この作品にはそれが全くないし、枠を破ろうという考えすらないのだろうと思う。せっかく面白い題材を扱っているのに、非常にもったいない。もし「芥川賞を取ったんだから他の小説よりいいんだろう」という理由でこの本を買おうとしている人がいたら、お金と時間の無駄だからやめた方がいいですよ、と言いたい(レジで売るたび心
の中で言ってるけど…)。芥川賞ブランドの価値をまた一つ下げた残念作。
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by akuto9 | 2009-03-22 12:32 | 意識朦朧書評

もう飽きた

それにしても勝間和代さん、本出しすぎじゃないですか?『ちくま』3月号で佐野眞一氏に"売りま・くるよ"とバカにされてますよー。
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by akuto9 | 2009-03-18 12:37 | ふらふら業務日誌

『ラットマン』道尾秀介/光文社

(ネタバレじゃないと思うけど気になる方は読まないで下さい)。「ラットマン」は同じ絵なのに動物の絵の中にあると鼠に見え、人物の絵の中にあるとおじさんに見えてしまうという人間の認識錯誤のことで、この言葉が物語の肝をずばり表している。一言で言えば「思い込み」ということだが、一つの事件が複数の人物によってどのように思い込まれていたのか、それが明らかになる物語の後半部、真相が二転三転していくあたりはとてもスリリングでミステリの醍醐味を味わえる。静かで淡々とした雰囲気もいい。道尾氏の長編を読むのは初めてだったが、これは他の作品もぜひ読んでみたくなる。今年もっともっと売れていきそうな作家の一人だ。
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by akuto9 | 2009-03-15 20:01 | 意識朦朧書評

卑劣な行為

ドラマ『トライアングル』。毎回すごくいいところで終わるので、続きが気になり非常に面白い。ところが、三月の今後のシフトを確認したところ、火曜日は全て遅番。これじゃあ最終回をリアルタイムで見れないじゃないか、どうせ見れないなら先に犯人を知ってやる!と卑劣なことを思い、店にある原作の最後の方のページを調べていると、このドラマを毎回楽しみにしている後輩が
「ちょっと、何してるんですか!録画して見ればいいじゃないですか!!」と慌てて言ってきた。しかし悪徳たる私は
「俺が遅番で『レジ締めの金額が合わない!』とか苦しんでる間に、全国の何十万人もの人達がドラマの結末を見てカタルシスを得ているのは嫌だ。せめて俺が先に犯人を知って優越感を感じたいんだ!」
と言って書店員にあるまじき卑劣な行為を続けた。ところが、ドラマと原作はかなり設定が違うのか、最後だけ見てもどうもよく犯人がわからない。悪いことはできないもので、結局ドラマはドラマで確認するしかなく、卑怯な行いをしたという後悔だけが残ってしまった。これからはもうこんなことはしまい、と心に誓ったのであった。で、犯人は誰?
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by akuto9 | 2009-03-11 13:54 | ふらふら業務日誌

心配そうな顔

三歳の娘が「お父さん、変な顔してよ!」と言った。食事中だったので「ダメ」と言うと、「じゃあ、心配そうな顔してよ!」「え、何で?」「いいから心配そうな顔してして!」やかましいので仕方なく希望通りの心配そうな変な顔をしてやると、彼女は「お父さん、何でそんな変な顔してるの?」と、あっさり言って食事の続きを始めた。完全に翻弄されている。
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by akuto9 | 2009-03-09 17:35 | 老体育児記

オバマの行く末

増殖を続けるオバマ大統領関連本(あるいは便乗本)。特設コーナーにいつ頃見切りをつけてフェア台から撤退するか、引っ込めた本をどの棚に押し込むか。考えると頭が痛い。ブッシュの時にはこんな悩みなかったけど。
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by akuto9 | 2009-03-08 14:08 | ふらふら業務日誌

政治家の本

棚に残っていた小沢一郎氏関係の本がまとめて売れていた。長い間全然売れてなかったのに…。ついでに先日面白半分で面出しにした中川昭一氏の本も売れていた。政治家の本はスキャンダルがあった時の方がよく売れるのかも。今度スキャンダルがある時は著書の拡販に協力しますので、ぜひ事前に教えて下さい。
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by akuto9 | 2009-03-07 13:57 | ふらふら業務日誌

おくる人

『おくりびと』の原作と間違えて天童荒太氏の『悼む人』を買ってしまったお客さんが何人かいました。少しわかるような気もします。
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by akuto9 | 2009-03-06 22:28 | ふらふら業務日誌

過去最大の混戦?

本屋大賞候補作を全部読み終えたら大賞の予想などしてみようと思っていたのですが、今回は本当に難しい。いかにも本屋大賞向き、というのがなく、かなり票が割れるのでは?最初は『悼む人』かな、と思っていたのですが、同僚たちから「それはないだろう」と強い反論を受けたので取り消し。色々考え消去法の結果、大賞予想は『のぼうの城』かなー、ってことにしときました。はずれたらごめんなさい。四月に発表されたらぜひみなさん各作品の得票数にも注目してみて下さい。
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by akuto9 | 2009-03-05 07:31 | ふらふら業務日誌