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17歳

六歳の息子と海に行く約束をしていたのだが、あいにくの小雨模様。残念ながら中止のつもりでいたら、「どうせ濡れるんだから同じじゃん!」という妻の一声により決行。早朝、路線バスに数十分乗り、終点の海岸で下車。風が肌寒い。雨に煙る浜辺はとても夏休みの海水浴場とは思えない静けさ。思わず「だーれもいない海…」と歌い出してしまう。目を凝らすとこんな悪天でも監視員や、うちみたいに奇特な家族がいることに気づく。海水浴客より監視員の方が多いレアな状況下、濡れながら子供とはしゃぐ波打ち際は楽しく、私は今生きている。
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by akuto9 | 2008-07-27 19:29 | 老体育児記

カルピシュ

3歳の娘が、暑いので「カルピス!カルピス!」とせがんでくるのだが、まだ舌足らずなのでどうしても「ダルビッシュ!ダルビッシュ!」にしか聞こえない。
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by akuto9 | 2008-07-24 19:51 | 老体育児記

ハリポタ初日報告

全国書店員のみなさん、初日の成績はどうでしたか?解禁時間の朝5時に開店した店もあったようですが、当店は1時間だけ早めて開店。並んでいたのは数人でした。テレビでは都内の書店に開店前に並ぶ客の姿を映してましたが、「長蛇の列」は映さず前の方ばかりだったのでやはりそんなに並んでなかったのではないでしょうか。当店の初日は前巻に比べて一割減というところですが、土日販売型店舗なので週末に期待。驚いたのは、単行本で全7巻まとめて買ったお客さんがいたこと。完結したら一挙に読もうと楽しみにしていたのでしょうか。
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by akuto9 | 2008-07-23 23:08 | ふらふら業務日誌

さあ夏休み

さてさて夏休みに入ったので子供たちが大挙して店に押し寄せてきましたよ。コミックと児童書の売上は伸びるけど、「棚が荒らされるー!」と担当者は複雑な顔。でも昔と違って子供たちだけで遊びまくれるような場所は本当に少なくなっているし、大人の側も子供が目の届かない場所で遊ぶことを敬遠している状況があるので、一応安全度が高い(?)ショッピングセンター内にあるうちの店などに子供たちが集まるのも仕方ないことかもしれない。本当は漫画や攻略本なんて後回しにして、外で遊び回ってほしいんだけど。
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by akuto9 | 2008-07-21 17:07 | ふらふら業務日誌

ハリポタ最終巻発売目前

ハリー・ポッター最終刊の発売も目前に迫り、全国の書店のみなさんは準備に大忙しのことと思います。お疲れさまです。一昨日は全巻が収納できる豪華木製BOXの発売日で、予約分が無事入荷。あとは本の発売を待つばかりですが、とにかく製本不良や乱丁がないのを願うばかりです。個人的には全くこの作品に興味はないのだけれど、これだけ確実に売れてしかも高額なシリーズはもう現れないだろうから、ハリポタ騒ぎもこれで最後かと思うと少し寂しい気もします。ともあれ、全国の書店員のみなさん、頑張って稼がせてもらいましょう!
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by akuto9 | 2008-07-20 11:52 | ふらふら業務日誌

『岡本太郎の見た日本』赤坂憲雄

岡本太郎といえば「太陽の塔」の作者で「芸術は爆発だ!」と叫ぶCMの変なオジサン、というイメージが一般的と思われる。本書は岡本が単なる芸術家ではなく優れた思想家・民俗学者であったことを丹念に解明していく。パリ留学時代のマルセル・モース、ジョルジュ・バタイユらとの出会い。縄紋土器の運命的な「発見」。奈良・京都的なものが日本的とする考えを否定し、沖縄・東北にこそ原日本的なものがあると鋭い眼差しで旅する。「伝統」は作られたものであると早々と見抜いた目は非凡。岡本太郎は実にただものではなかった。/岩波書店
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by akuto9 | 2008-07-14 23:00 | 意識朦朧書評

直木賞候補

次回直木賞候補作が発表されております(文春HP参照)。『ゴールデンスランバー』が本命ではという声も聞こえてましたが選外。伊坂さんは別の作品でとった方がいいでしょ、などと私も思っていたら、伊坂さんが四月の段階で同作が直木賞の予備選考対象になることを辞退していた、というニュースを聞いてびっくり。執筆に専念するためということですが、その時すでに本屋大賞の受賞は決まっていたわけで、直木賞候補・受賞ということになったら取材攻勢で確かに執筆どころじゃない騒ぎでしょうね。その後、山周賞もとってしまうわけだし。
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by akuto9 | 2008-07-08 09:07 | ふらふら業務日誌

直木賞候補(続き)

というわけで、伊坂さん不在の候補作の中で最有力なのは、やはり『のぼうの城』でしょうか。というか、いちばん売れるのはこれだからぜひ『のぼう』にとっていただきたい!ただ、面白さには問題ないけど、なにぶんデビュー作であることと、脚本的な肉付けの薄さを歴史小説の大御所方(選考委員)がどう評価するか、が最大のポイントになるかと思います。同僚は「受賞作なし!」と不吉なことを叫んでいますが…。芥川賞は前回が川上未映子フィーバーだったので、今回はどうしたって地味。何が来ても売れそうにないので、とりあえず放置。
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by akuto9 | 2008-07-08 09:07 | ふらふら業務日誌

『のぼうの城』 和田竜/小学館

とても評判が良く売れ続けてるので、こいつは次回直木賞最有力候補かもと思い普段は歴史小説は全く読まない私ですが読んでみました。確かに、面白い。脚本の新人賞である城戸賞受賞作を小説に書き換えたデビュー作ということですが、読んでいてこれほど映像が目に浮かぶ小説は初めてかも。場面映え、キャラ立ち、ともに素晴らしく、このまんますぐ映画にできそう。のぼう役は岸谷吾郎、甲斐姫役は黒木メイサに勝手に決めて読んでました。歴史小説オンチなので他の作家とは比べられませんが、親切な説明入りの文章も素人には嬉しかった。
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by akuto9 | 2008-07-04 21:29 | 意識朦朧書評

ブラック会社に…(続き)

個人的にはダークな内幕暴露的な内容を期待していたので、後半思いがけず「いい話」になっていくのに拍子抜けしてしまった。だが、中卒ニート歴の長い青年が母の死をきっかけに社会復帰を図り、ひどい労働環境の中で苦しみながらも逞しく成長していく様子は感動的でもあり、蟹工船はともかく現代の青春成長物語として読む分には非常に面白い。文系バリバリの私には想像もできないプログラマの仕事の一端が覗けたのもよかった。就職活動中の学生や入社数年の若い会社員などが読めば社会勉強として役立つのではないでしょうか。
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by akuto9 | 2008-07-03 10:30 | 意識朦朧書評