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ポケモン恐るべし

各社からポケットモンスターダイヤ/パールの攻略本が入荷。うちの店は子供客が多いので年末年始に向け売りまくるつもりで多めに注文。それにしても、いまだポケモン人気衰えず。恐るべし。息子はポケモンをやったことがないのに幼稚園で覚えたピカチュウの歌(?正式名不明)を歌ってるし…。
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by akuto9 | 2006-10-27 22:34 | ふらふら業務日誌

レモウ(続)

「レモン」にしても彼の耳は「ン」か「ウ」かはっきり区別して聞きとっているのではなく「レモ○」なため、レモンが駄目ならレモウにしてしりとりを継続すればよいという発想が生まれるのではないかと推測できる。書き言葉(文字)のない世界だったら、ある一人がレモンのことをレモウと思い込んでいても、一生気付かず気付かれず不自由なく過ごすという可能性もあるだろう。会話の中においてはレモンとレモウの違いは結構「微妙」だ。「正しい五十音」よりも自分の耳が優先される、言語獲得途上の幼児の感覚は最高に面白く恰好いい。
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by akuto9 | 2006-10-25 14:40 | 老体育児記

レモウ

四歳の息子としりとりをしていると、彼が「レモン」と言ったので「ん、がつくからダメだよ」と私が言うと「じゃあ『レモウ』にすればいいね」と言った。最初は「ズルか?」と思ったが、よく話してみるとそうではないことがわかった。四歳児にとって言葉とは「聞き言葉」と「話し言葉」であり「書き言葉」はまだ地位を確立していない。例えば彼がたどたどしく文字を書くとき「ください」が必ず「くらさい」になる。彼の耳が「くらさい」と聞きとったそのままに記述しているのであり、実際早口で喋ってみると「だ」と「ら」の区別は難しい。
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by akuto9 | 2006-10-25 14:39 | 老体育児記

翁と村上春樹

昨日、あるおじいさんから電話で問い合わせがあった。翁「東京きたんしゅーという本があるか見てほしいんだが、著者は誰だったかなー」私「村上春樹ですね(即答)」翁「そんな感じだけど何だったかなー(←全然聞いてない)、むら、むら、村上、ちょっと待って(がさがさとメモを探すような音)あったあった、村上ぃー、ハルキとかいう人が書いたらしいんだけど、あるかね」私「あります(即答)」。いかに村上春樹といえど、まだ知らない大人がいるということが新鮮だった。この翁に村上春樹を「読みたい」と思わせたものとは何か?
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by akuto9 | 2006-10-24 19:40 | ふらふら業務日誌

怠慢書店員の嘆き

雑誌『ダ・ヴィンチ』を5年ぶりくらいに買う。書店員なら誰でも毎月読んでるものと思う人がいるかもしれないが、私のような怠慢書店員はパラパラと特集をチェックするくらいでまともに読んでない。久々に隅々まで目を通すとものすごい情報量でえらく消耗した。紙質のせいもあるが、活字だけの『本の雑誌』の方がどれだけすんなり読めることか。しかしまあ、毎日商品として本を扱っていながらいかに自分が本や作家について知らないことがたくさんあるか、勉強不足を反省。しかしこの疲れる雑誌を毎月チェックするのもなあ…。怠慢癖。
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by akuto9 | 2006-10-22 22:46 | ふらふら業務日誌

原油の高騰で、

市指定のゴミ袋が値上がりするというので、今のうちにまとめ買いをする。書店では梱包材などのゴミが毎日大量に発生するのでゴミ袋は必需品なのだ。まとめ買いするなんて、話に聞くオイルショック時の再現だ。紙の値段も上がるので、特に上質の紙を必要とする写真集は値段が高くなっていくでしょうね、という話も出版社の方から聞いた。本屋の商品はほとんど紙だから、かなり深刻な問題だ。
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by akuto9 | 2006-10-19 19:50 | ふらふら業務日誌

男なれども華のある

某宗教団体の新刊以外はいま一つヒット作に欠ける最近だったが、男性タレントの写真集新刊のおかげで売場が活気づいてきた。あっという間に売り切れた香取慎吾『Snap no Shingo』(光文社)、売れ行き絶好調の小池徹平『kiss me, kiss me』(主婦と生活社)、そして11月発売で着々と予約が集まっている木村拓哉写真集(初回刷り部数が少ないという噂もあり予約分がちゃんと入ってくるか心配ではあるが…)。やはり写真集というのは(男性であっても)華があっていいね。何より値段が高いのが売上面からありがたい限りです。感謝。
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by akuto9 | 2006-10-18 15:31 | ふらふら業務日誌

年賀状

手帳・カレンダーが入荷し、一足早く「来年」を意識させられる書店員であるが、とどめは年賀状だ。毎日のように年賀状作成本がドカドカ入荷して来て早くも置き場所がない。すっかり主流となったパソコンで作る年賀状だが、プリンタすら持っていない私には無縁のもの。かつて敬遠していた子供の写真年賀状は、親バカ的な意図よりも干支等の図柄を考えなくて済み楽だからみんなしているのだと自分がやってみて気付く。子供写真は必然的にオリジナルなものになるし写真屋に丸投げでさらに楽。そういう効用もあるということを知った。
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by akuto9 | 2006-10-17 19:06 | ふらふら業務日誌

手配し忘れて

今年のノーベル文学賞はトルコのオルハン・パムク氏が受賞したが、村上春樹氏も有力候補として注目されていたことは皆さんご存知のことと思う。多くの書店が村上氏受賞に狙いをつけて彼の作品を事前に集めていたのと、賞発表直前の時期で出版社も発表を待ってから重版部数を決めるようで10月前半には多くの主要作品が品薄になっていた。私も事前に集めるつもりだったのだが、度重なるクレーム処理などの雑務に忙殺されているうちに手配し忘れ気付いた時には既に品切れ状態。受賞しなくて少しホッとしたけど、村上読者としてはやはり残念。
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by akuto9 | 2006-10-14 13:31 | ふらふら業務日誌

『腐女子化する世界』杉浦由美子

(中公新書ラクレ)。小説以外の本で今年一番面白かった。最近になって「腐女子」という言葉が広まるまで、女性のオタク層(主にボーイズラブ系)は一般的にあまり認知されて来なかった。実際はかなりの人数がいるのに。本書は腐女子の全体像をつかむのに最適であるとともに、優れた現代女性論・社会論になっている。格差社会にもろに直面している若い女性たちが生きる必然として腐女子化があるという結論はとても説得力がある(この少ないスペースではとても説明できないのでぜひ読んで下さい!)。(続)
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by akuto9 | 2006-10-12 10:26 | 意識朦朧書評