ブラック会社に…(続き)

個人的にはダークな内幕暴露的な内容を期待していたので、後半思いがけず「いい話」になっていくのに拍子抜けしてしまった。だが、中卒ニート歴の長い青年が母の死をきっかけに社会復帰を図り、ひどい労働環境の中で苦しみながらも逞しく成長していく様子は感動的でもあり、蟹工船はともかく現代の青春成長物語として読む分には非常に面白い。文系バリバリの私には想像もできないプログラマの仕事の一端が覗けたのもよかった。就職活動中の学生や入社数年の若い会社員などが読めば社会勉強として役立つのではないでしょうか。
[PR]
by akuto9 | 2008-07-03 10:30 | 意識朦朧書評


<< 『のぼうの城』 和田竜/小学館 ブラック会社に勤めてるんだが… >>