人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『シャーロットのおくりもの』

E.B.ホワイト作(あすなろ書房)。12月に映画公開される米国の有名児童文学。表紙の女の子がシャーロットだと思っていたら、実は蜘蛛の名前。原題は『Charlot's Web』で蜘蛛の糸が鍵になる。食われる運命の子ブタを仲間の蜘蛛が助けようとするのだが、小さな蜘蛛が一体どうやって豚を助けるのか?私には予想もつかなかったのだが、これがまた実に画期的な方法で見事に助けるのだ。このアイデアを知るためだけにでも読む価値がある。だけどそれだけじゃなく、しみじみと生命について考えさせられるラスト。名作です。
by akuto9 | 2006-11-10 19:07 | 意識朦朧書評


<< 『武士の一分』 本日入荷 >>