スクロール版『オン・ザ・ロード』

ビート文学の代表作として有名なジャック・ケルアック『路上』。先日、青山南による新訳『オン・ザ・ロード』が河出文庫で出たが、いよいよ注目の『スクロール版オン・ザ・ロード』も発売!スクロール版は、『オン・ザ・ロード』のオリジナル版ともいうべき初期原稿で、これまで仮名で登場していたアレン・ギンズバーグやウィリアム・バロウズ、ニール・キャサディなどのビート仲間が実名で出てくるので大変興味深いもの。こっちは単行本でちょっと高いんだけど(3675円)…。
さて、このように紹介していると、いかにも私が『路上』を読んだことがあるみたいだけど、実は、ない。学生時代、アメリカ文学の先生が「『On The Road』は英語で読まないとまるで意味がない。日本語で読むくらいなら、読まないほうがいい!」と熱く語っていたのがとても心に残っているためだ。洋書は一応買ったんだけど、いまだに読めずじまいで棚の中。一度裏切って河出文庫を読んじゃえ!と買ってしまったんだけど、やっぱ先生の言葉が蘇ってきて、やめた。今回のように『スクロール版』とかが出てきちゃって、一体どれでこの作品を読んだらいいんだろう?とますます悩まされることになってしまった。もしかしたら、一生読めずに終わってしまうかもしれないな…。
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by akuto9 | 2010-06-17 23:59 | ふらふら業務日誌


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