人気ブログランキング | 話題のタグを見る

望ましい受賞者は

えー、第141回芥川賞・直木賞候補作が発表されております(文春HP参照)。私は一つも読んでないので予想なんてもんはできませんが、いつものように書店にとって望ましい受賞者を考えると…。芥川賞は本谷有希子氏とシリン・ネザマフィ氏。なんたってルックス重視で、本谷氏は演劇、ネザマフィ氏はイラン人、とプラスの話題要素があるので他の人より売れるでしょう。この二人のどちらか(できれば両方)でお願いします!
直木賞は、同様の理由で西川美和氏。監督映画公開中で宣伝効果抜群。ポプラ社はたくさん刷ってくれそうなので安心(ほんとか?)。後は、いよいよか、ついにとるのかまた落ちるのか?と全国書店員がハラハラしている(?)北村薫氏。6回目の候補だし、人気実力は申し分ないし、既刊で売るものがたくさんあって稼げるので、ぜひとも受賞していただきたい!でも個人的に危惧しているのは、もし貫井徳郎氏が受賞して北村氏が落選した場合、貫井氏の代表作『慟哭』のオビに北村薫氏の名惹句が使われているので、その本が大量に出回り皮肉なことにならないだろうかと…。まあ、そんなどうでもいい心配をしてるのは私だけでしょうが。
選考・発表は15日夜。それまでに恒例の「文学賞メッタ斬り!」コンビの予想もぜひお楽しみ下さい(http://web.parco-city.com/literaryawards/141)。
by akuto9 | 2009-07-12 18:53 | ふらふら業務日誌


<< 「僕」で語り始めた日 ゴミ >>