『悼む人』天童荒太/文藝春秋

今回の直木賞受賞作ですが、とても素晴らしい作品でした。「生と死について深く考えさせられた」なんて感想は非常に陳腐ではありますが、素直にそう言ってしまいたくなるほど、誠実に真摯に生と死というテーマに向き合った作品だと思いました。なにより、この小説にひたむきに取り組んでいる著者自身のストイックな姿勢が読んでいてひしひしと伝わってきて頭が下がる思いでした。本屋大賞候補作の一つとして急いで読もうとしたけれど、読み飛ばせず途中から丁寧にじっくり読みました。久々に「いい本」に出会えた気がします。
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by akuto9 | 2009-01-28 13:18 | 意識朦朧書評


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