『できそこないの男たち』光文社

『生物と無生物のあいだ』に続く福岡伸一氏の新書ですが、これまた超面白本。生物の基本形態はメスであり、オスはメスに遺伝子を運ぶための使いっ走りにすぎなくて、そのためにメスから作られたできそこないなのだ、と。それだけ聞くと「ほんまかいな?」と思うけど、アリマキという虫の生態について説明された章を読むと「うーん、そうかも…」と納得させられてしまう。男という存在であることそのものが情けなく思えてくる楽しい本だ。えばりくさっているオッサンたちに是非読ませたい。あんたもアリマキのオスと同じ存在なんだよと。
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by akuto9 | 2008-11-16 22:53 | 意識朦朧書評


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